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投資を知る・学ぶ

STEP1

資産形成の必要性を学ぶ

資産形成が必要な理由

豊かな人生を送る準備、できていますか?

「貯蓄から資産形成へ」という言葉を耳にしたことはありますか?豊かな人生を送るための準備、それが資産形成とも言えます。このページでは、資産形成がなぜ必要なのか、どのように資産形成を考えればよいのかについて解説します。

目次

人生には三大資金ニーズがあるといわれています

長い人生には様々なライフイベントがあります。これから起こるライフイベントに必要となるお金を把握し、目的を持って資産形成をすることが大切です。なかでも「住宅購入資金」「教育資金」「退職後の生活資金」は、人生の三大資金といわれています。まずは、ご自身のライフプランを基にどのような資金が必要になるか考えてみましょう。

住宅購入資金: 建売住宅は約3,442万円 / マンションは約4,437万円。教育資金: 幼稚園〜高校は公立、大学は国立の場合は約962万円 / 幼稚園〜大学まですべて私立の場合は約2,379万円。退職後の生活資金: ゆとりある老後生活費(夫婦二人、月額)は約36万円 / 定年後の生活費総額(夫婦二人)は約9,574万円

(出所)
【住宅購入資金】住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」、【教育資金】文部科学省「令和3年度子供の学習費調査」、日本学生支援機構「令和2年度学生生活調査」、 【退職後の生活資金】生命保険文化センター「2022(令和4)年度生活保障に関する調査」、厚生労働省「令和4年簡易生命表」を基に三菱UFJアセットマネジメント作成


※定年後の生活費総額(夫婦二人)は、65歳の時の平均余命(男性:19.44年、女性:24.30年)にて算出。妻一人期間(4.86年)はゆとりある老後生活費÷2で計算しています。

セカンドライフを過ごす時間は長くなっています

人生の三大資金ニーズの中でも、大きな金額となる「退職後の生活資金」。長生きすればするほど、必要となる金額は大きくなります。日本の平均寿命*1は、2022年には男性84.4歳、女性89.3歳となっています。セカンドライフの時間は確実に長くなっているといえます。生活や住まい、老後のための費用など、お金はしっかり備えたいもの。一方で、現役時代にはできなかった趣味や旅行など、楽しみのための計画もたくさんあるのではないでしょうか?

日本の平均寿命の推移。2018年時点で女性は89.5歳、男性は84.7歳

*1 65歳の人の平均余命を基に算出しています。

(出所)厚生労働省「令和4年簡易生命表」のデータを基に三菱UFJアセットマネジメント作成

ゆとりあるセカンドライフのために

退職後の収入源として、「年金」があります。まずは、年金でどのぐらい賄えるか考えてみましょう。

現在受け取ることのできる年金額は、夫婦二人で、厚生年金がある場合には月額約23万円*2、国民年金のみでは月額約14万円*3です。

一方、ゆとりある老後の生活費は約38万円*4といわれており、年金だけでは不足することになります。

生活スタイルによって、必要となる生活費は異なりますが、ゆとりあるセカンドライフには年金だけでは足りないかもしれません。

夫婦二人ゆとりある生活に必要な金額は月額約36万円(夫婦二人の老後の最低日常生活費が約22万円。老後のゆとりのための上乗せ額が約14万円)厚生年金がある場合は夫婦二人の年金受給額が約22万円、不足額が約14万円。国民年金のみの場合は夫婦二人の年金受給額が約13万円、不足額が約23万円。

*2 厚生労働省「令和6年度の新規裁定者(67歳以下の方)の年金額の例」の厚生年金(夫婦2人分の老齢基礎年金を含む標準的な年金額)の金額

*3 厚生労働省「令和6年度の新規裁定者(67歳以下の方)の年金額の例」の国民年金(老齢基礎年金(満額):1人分)×2の金額

*4 生命保険文化センター「2022(令和4)年度生活保障に関する調査」

(出所)厚生労働省、生命保険文化センターの資料を基に三菱UFJアセットマネジメント作成

老後への備えは「少しずつでも、早く長く」

まとまったお金となる老後の生活費ですが、少しずつでも早くから準備を始めることで月々の積立額を小さくできます。また、つみたて投資を長く続けることで、複利効果による運用益がつみあがることが期待されます。例えば、運用利回りが3%という仮定のもとで65歳までに2,000万円をめざす場合、30歳からはじめると月々2.8万円の積立で到達しますが、50歳から始めると、月々8.9万円が必要となります。

例えば、運用利回りが年率3%の条件の下、"65歳で2,000万円"を目指す場合のシミュレーション。30歳からはじめると月2.8万円の積立でOK。50歳からはじめると月8.9万円の積立が必要。

※上記は月次複利で計算しています。

※上記はシミュレーションであり、将来の運用成果を示唆・保証するものではありません。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

積立投資の金利別シミュレーション

積立期間や目標金額を変えずに月々の投資金額を抑えるには、当初の投資金額を増やす、もしくは高い運用利回りをめざす必要があります。ただし高い運用利回りをめざすと、高リスクな運用となる点に注意が必要です。目標金額、運用利回り、当初の投資金額、月々の投資金額、許容できるリスクのバランスが大切です。

例えば、毎月3万円を積立投資し、年率3%で運用できたと仮定すると35年後には投資元本1,260万円に対して、評価金額2,212万円となります

※上記は月次複利で計算しています。

※上記のような固定金利・元本保証での運用はシミュレーションの際に設定した条件であり、実際の運用成果とは異なります。また、税金・手数料等を考慮しておりません。

※このような運用を可能とする金融商品の存在を前提としているわけではありません。また、預貯金以外の運用性金融商品にはリスクが伴います。したがって、元本保証もありません。

実際に資産形成のプランを立てる

人生に必要なお金、備え方や注意すべきポイントが掴めたら、具体的な資産形成のプランを立ててみましょう。ご自身の資金を、使い道や使う時期に応じて分けることが、効果的な資産形成をはじめる第一歩です。

投資の目的と投資できる期間を明確にすると、ご自身の資金を3つに色分けができます。そのなかで、当面使う予定がないお金を、資産形成にあててみませんか。

すぐにでも使う可能性のあるお金は流動性重視(いつでも引き出しが可能なもの)。近い将来使う予定のあるお金は安全性重視(相対的に安定した収益および元本の安全性が期待できるもの)。当面使う予定がないお金は収益性重視(リスクは高いが相対的に大きな収益が期待できるもの)

世代別資産形成の考え方

資産形成の考え方は、年齢やライフステージによって異なります。世代別の資産形成の考え方についてご紹介します。

若い世代: 収入はあまり多くない代わりに、自由に使えるお金の割合が高い時期です。お金をすべて使い切るのではなく、結婚や住宅購入などに目を向け、将来に備えた資産作りを心がけることも大切です。長期的な投資が可能なので、収益性重視の金融商品を選択することも可能です。働き盛りの世代: 子どもの出産や教育、住宅ローンの返済など支出が多くなる時期です。毎月の支出に追われがちになりますが、子どもの将来やご自身の老後の準備も忘れてはいけません。安全性を重視しつつ、中長期的に着実に増やしていける金融商品を組み合わせることを検討されたらいかがでしょうか。セカンドライフが間近な世代: 限られた年金収入と貯蓄で、より充実したゆとりあるセカンドライフを送るために、資産を安全に管理していく工夫が大切です。毎月の必要資金(生活費、趣味・レジャーなど)を把握し、安全性を重視した金融商品を考えてみてはいかがでしょうか。

※上記はライフステージと資産形成の考え方の一例であり、すべてを網羅しているわけではありません。

このページでは、資産形成が必要な理由や基本的な考え方について解説しました。次のページ「投資信託の基礎」では、少額からの資産形成を手軽に始められる金融商品と言われる投資信託についてご説明します。

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